2017年に購入した仮想通貨を振り返ってみました

 先日投稿した記事について、落合(AI)さんのBOTにRTしていただき、多くの方に見ていただける記事になりました。ありがとうございますm(_ _)m

selfgox.hatenablog.com

 

 さて、2月16日から始まった確定申告期間ですが、皆さん確定申告は終わりましたか?

 僕は計算を途中で放置していたので、今日ふと思い出して所得計算を終わらせました。結果としては原資が2倍程度になっていたので、丁度原資と同じくらいの利益が出ていたようです。

 そこで今回は僕が2017年に購入した通貨について、個人的な感想を交えつつ、(本当に)軽く紹介していきたいと思います。

 (内容の薄さの割に長いので、暇な方だけ読むことをおすすめします。)

 

 

 

最近のビットコインのチャート

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 これは90日間程度のビットコインのチャートです。

 昨年12月の初めからバブルのような高騰を見せ、12月18日頃に最高値である2,250,000円を記録し、1月15日頃から暴落しました。

 最近は少し持ち直してきていますが、地合いは相変わらずよくないですね。良くも悪くも基軸通貨なので、ビットコインが下がると全体が下がります。

 投機熱も多少冷めたと思うので、これからの値上がりは実需か、技術への期待が高まるのと同時に発生しそうです。

2017年に購入した仮想通貨

ADA(Cardano)

 ADAコインは言わずもがなという感じですが、Binanceにあってよく名前を見かけていたのと、チャールズが開発にかかわっているということで期待を込めて購入しました。

 僕が知った時には14円程度だったのですが、一時150円近くまで値上がりし、現在は40円程度で落ち着いています。

 オンライカジノプラットフォームで使用するための通貨ということで、市場は大きそうなのである程度資金に余裕が出たらまた買ってもいいかな、とは思っています。しかし、時価総額が少し上がりすぎている印象があるので、短中期では買う予定はありません。

ARN(Aeron)

 よく覚えてないですが、航空関係の通貨だった気がします。

 一時、マカフィーが航空系のICOについてツイートした時に高騰しましたがすぐ値下がりしました。正直あまり魅力を感じないので多分もう買わないと思います。

 これは12月のバブル相場の時に何でも買えば上がる状態だったのでとりあえず買った程度のものです。

BCH(BitcoinCash)

 10月に参入した時にとりあえずcoincheckで買いました。

 僕が買った時には55,000円程度だったのですが、BTCとハッシュレートが一時入れ替わるほどのマイナーの大移動があり、一気に30万円近くまで高騰し、13万円まで暴落。高騰中に結構大きな額を買い増ししてしまったので、結果としてBCHは含み損を抱える結果となりました。

 そのため、個人的には良い印象はないのですが、それとは別に良い通貨だなと思っているので、いずれはBTCの代わりにホールドする予定です。

BTC(Bitcoin)

 BTCは説明不要ですね。基本的にBTC⇒他のアルトという流れで使用することになるので取引量が多く、SELLの数字に乗ってくるのが結構鬱陶しかったです。

 今後、BTCはBCHと覇権争いを繰り広げることが予想されますので、LNとRSKの開発と併せて注目していきたいです。

 とりあえずBTCは基軸通貨なので、トレード用として適当にいくらかホールドしています。

DOGE(Dogecoin)

 草コイン取引用として買いました。

ELLA(Ellaism)

 これは某ブロガーの方が紹介していたのでイナゴ的に購入しましたが、大して思い入れもなく値上がりもしなかったのですぐ売りました。別にこの通貨自体は悪いとは思いませんが、特に興味がありません。

ETH(Ethereum)

 ETHも説明不要ですが、現在はホールドしていません。

 結構値上がりが地味(よく言えば堅調)な通貨なので、資金が少ない僕としてはホールドしておく必要性が薄いかなと思っています(BTCにも引きずられるし)。

 実際にdAppsなどを使用することになったら購入します。

LSK(Lisk)

 LISKは1,000円ぐらいの時に買ってすぐに値下がりし、600円台をしばらくうろつかれていたので、個人的に悔しい印象が強いです笑 多分初めて塩漬けになった通貨だと思います。

 最近リブランディングを行い、これからの方針が明確になりました。あと、サイドチェーンが売りのプラットフォーム系通貨なので、LISKの動向については注目していきたいですね。今はホールドしていませんが、いつか購入することを考えています。

LTC(Litecoin)

 LTCは比較的安定していて送金も早いので、トレードのために取引所間の資金移動でよく使いました。ホールドするような通貨ではない(使用するためのもの)と思っていますが、これからも使っていきたいと思っています。

MANA(Decentraland)

 仮想世界の土地を購入できる通貨でしたね。これも12月の相場の時に買った程度のものです。

MONA(Monacoin)

 10月に参入した時に真っ先に買いました。400円⇒770円⇒365円ぐらいの値動きとなり、早速含み損を抱える結果となりました笑

 国産コインということでコミュニティが熱く、特有の経済圏ができているという点は大きいと思います。今後も注目していきたい通貨です。

NGC(NAGA)

 12月頃にICOで10,000円ぐらい入れて買ってみました。確かこれもADAと同じようにゲーム関係で使われる通貨だったと思います。

 少額なので存在を忘れがちですが、実績がある会社のものなのでそこそこ値上がりすると思っています。

POE(Po.et)

 中国系のプラットフォーム系通貨だったような? これも12月相場で買ったものなのであまり覚えていないです笑

TPAY(TokenPay)

 仮想通貨系のブログでやたら煽られていたので買ってみました。当時にしてはそこそこの金額を入れたのでスキャムでないことを祈ります笑

 なぜこういう通貨を買っているかは下でまとめます。

TRX(Tron

 良くも悪くもコミュニティが強い通貨ですよね。XVGが高騰した時には1円弱で推移していて、余ったお金で若干購入したら結構値上がりしました。

 中国を中心としてプロダクトを展開する予定らしく、スキャムであろうとなかろうと利用はしなさそうなのでホールドしていません。投機目的で短期的には保有していいかもしれません。

XEMNEM

 当時単価が20円程度で安かったので短絡的な思考で買ってみました。なかなか値上がりせず、早めに売ってしまったのでcoincheckの手数料で結果的にマイナスとなりました。

 coincheckの盗難事件があってから(関係ないのに)良くないイメージがついていますが、中央集権的通貨の代表として動向を追ってみても面白いと思います。

XP(Experience Points)

 0.02円くらいの時に話題になっていたので少し買ってみたら0.5円くらいにまで値上がりして驚いた記憶があります。

 うまく売り抜けることができず、他の通貨を買う時に0.18円くらいで換金しました。

 こちらもコミュニティが強く、PoS通貨としては有名なので、通貨の内容はともかく動向を追ってみると仮想通貨の理解が深まるかもしれません。

XRP(Ripple)

 取引所間の送金によく使っていました。2017年のメジャーアルトで一番伸びた通貨で、一時ETHの時価総額を抜くこともありました。

 コンセプトがBTCとは全然違うものなのでよくBTC派といがみ合っているイメージですが、目指そうとしているビジョンと目標の立て方がうまいなと思っています。内容について勉強する価値ありです。

www.creeppler.xyz

XSH(SHIELD)

 量子コンピュータ耐性実装予定の匿名通貨です。XSHについては3月中記事を作ろうと思っています。

 NO ICO NO PREMINEで純粋に開発のやる気(だけ)で成り立っているコインで、コミュニティがしっかりしています。ある意味、海外版のモナコインと言ってもいいかもしれません。

 これからの動向を見て手放す可能性は否定しきれないですが、とりあえず本命としてガチホしています(絶賛含み損抱え中)。

XVG(Verge)

 12月のバブルを牽引したアルトの一つです。レイスプロトコルというトランザクションの匿名・非匿名を切り替えられる機能を実装している通貨です。

 開発が当初の予定通りに進まないなど懸念点はあるのですが、思想は面白いのでたまには情報を調べてみようかなと考えています。

 個人的には僕の考えと食い違うところがあるので、今後ホールドする予定はありません。

ZNY(Bitzeny)

 モナコインと並ぶ国産通貨です。こちらもコミュニティが熱いです。

 今はBitzenyのアイコンを決めるコンテストをやっています。

 コミュニティに参加する、ということの意味を考えさせられる通貨で、すごく良いと思っています。

bitzeny.world

各通貨を購入した経緯を振り返る

 非常に長かったので飛ばしてみている方もいるかもしれません。2017年は意外と多くの通貨を購入していました。

 僕は10月の中旬から参入していたのですが、実は11月中旬まで私生活で他に集中すべきことがあったのであまりトレードはしていませんでした(チャートは見ていた)。

 10月から11月の間にbinanceや他の海外取引所に辿り着いていたらもう少し利益が出ていたし、"売り抜ける"ということを考えられたのかもしれませんが、そこはリサーチ不足としか言いようがありません。

 あとは仮想通貨のブログを11月からそこそこ読むようになり、海外の通貨の情報を調べる手段が当時それしか頭になかったので、そこでおすすめされた通貨はブログの情報だけで買っていましたね。そのため、EllaやTokenPay、NGCなどを購入していたわけです。

 当然自分で調べないと握力が弱まり狼狽売りもしやすくなるので、結構損しましたがマーケットキャップの上昇に支えられて何とか少しだけ利益を得ることができました。ただ、こういう下げ調子のスイング相場でトレードすることを考えていないので、現在は原資の1.5倍ほどにしかなっていません。

2017年のトレードまとめ

 2017年のトレードを総括するとこうなります。

  • 雰囲気
  • 狼狽売り
  • イナゴ

 もうこれしかありません笑 よくこんな感じで利益が出るなと思いました。クレイジー相場です。

2018年の仮想通貨市場への意気込み

 2018年は悪いニュースが続き、仮想通貨にとっては幸先の悪いスタートとなりました。これからは通貨の情報だけでなく、テクニカル分析などを利用した殴り合いに勝っていかなければ大きな利益を挙げることは難しくなりそうです。また、そうして得た含み益をうまくフィアット転換するための出口戦略もよく考えておく必要がありそうです。

  個人的には「億り人になる!」とかそういうことはあまり考えておらず、技術やそれを取り巻く環境に注目していますし、現に毎日勉強しています。

 しかし、損はしたくないのでそれ以外にもトレードの知識を身に着けたり、自分なりのビジョンはしっかりと持つ幅広い一年にしたいと思います。