国税庁のホームページがリニューアル(改悪)されてました
こんにちは、氷犬です。
皆さん、税金のことについて調べたい時はどうしますか?
- 税務署に行く、電話する
- ネットで調べる
- 人に聞く
ざっとこんなものですよね。
僕の場合は税法の条文か国税庁のホームページを見るようにしています。
しかし、その国税庁のホームページが本日3月31日をもってリニューアルされたようなのです。さっそく見ていきましょう。
国税庁のホームページがリニューアル!
トップページ
最近の流行どころかスタンダードにまでなったフラットデザインを採用しているようです(?)。
ただ素人目に見てもわかるとおり、HTML・CSSのコードを恐らく使いまわしてますね(コピペしてる)。デザインとフォントが合っていない...。
ちなみに以前のページはこんな感じでした。
(画像は地方自治体のページから拝借しました)
まあ、こっちは「古臭いな~」とは思うものの、全体的な違和感は少ないですよね。
タックスアンサーまでの道のり
タックスアンサーというのは、税金について法律を若干噛み砕いた形で説明している問答集みたいなものですね。読もうとすればなんとなくわかるかな?ぐらいのページです。
まず、トップページの上のメニューにカーソルを持ってくとこんな感じで開きます。
ここでは「税について調べる」を選択します。
「税について調べる」のページになりました。
タックスアンサーを見たいので、メニュー内のリンクをクリックします。
トップメニューは残りつつ、メニューだけが変わります。
ここでは所得税について調べることにしましょう。所得税のリンクをクリックします。
はい、こんな感じの画面になります。
ここから先は省略しますが、大体同じような画面で進んでいきます。
率直な感想
酷すぎる!!!
思わず声が大きくなりました。
でも酷いですよね? どうですか?
多分ですけど、これは外注をせずに組織の中で若い人にやらせた結果なんじゃないかなぁ...。そうじゃなかったらよほど粗悪な業者に頼んだのでは?という印象です。
国の財政を司る機関のトップページがこんな出来なのはすごく良くないですよね...。最近のWebサービスを普通に使っている人達がこんな雑なページを見たら、「本当に国って大したことねーなー」と思ってしまいます。
国の機関はデザインに金をかけない
僕は現在公務員ですが、マイナンバー制度に否定的な立場を取っています。
理由はいろいろありますけど、単に「やる気がないから」ですね。
例えば、マイナンバー制度には公式キャラクターみたいなものがいるんですけど、皆さん知ってますか?
確かマイナちゃんとかいう名前です。見るたびに「国の公式キャラクターとはいえど金かけろよな~」と思います...。
別にお金をかければよくなるというものでもないんですけど、少なくとも今のデザインだとやる気がないように見えてしまいますよね。それが良くない。
デザイン・マーケティングは大事
ブログとかWebメディアを本格的にやろうとすると、Webマーケティング・ブランディングは大事になってきます。
マーケティングの要素としてデザインは絶対に外せないキーワードです。デザインは第一印象をすごく左右しますからね。
デザインを疎かにしておいて「コンテンツ(中身)を充実させればOK」なんて考え方は、モテない男の「人は外見じゃなくて中身が大事」くらい滑稽な発想ですから。
その観点から言って、今回の国税庁公式サイトのリニューアル(という名の改悪)は本当にナンセンスですね。以前のデザインが古臭かったのは否めませんけど、今のデザインは明らかに手抜きであって、好印象は望めないですね。