【ICO:IBMと暗号通貨市場分析】Daneel(DAN)
こんばんは、道民です。
ツイッターで名前を見かけたICOについて調べました。その名もDaneel(ダニエル)。
Daneel
Daneel(ダニエル)とは?
Daneel.ioは、暗号通貨の市場をAIにより分析して友好的な投資判断を促すフランス発のプロジェクトです。
前の記事で紹介したCNDと似ているような感じもしますが、こちらはIBMが提供している技術を使って市場分析をするようですね。
IBMは世界的なIT企業ですが、その中のWatsonというシステムを使用するとのことです。Watsonについては下の記事を見てみてください。
Watsonは人間の言語を理解して反応してくれるみたいで、どうやらAIとチャットして投資のアドバイスをもらうというようなことができるようになるみたいですね。すごい!
あとはIBM PartnerWorldというものにも参加しているとのことです。
ただこれはIBMとパートナーシップを結んでいるとかそういうものではなくて、IBMが提供しているサービス(誰でも登録できる)を利用しているというだけですね。まあ、IBMのサービスの下に開発を進めていく予定であるということでしょうか。
IBM PartnerWorld - PartnerWorld へのお問い合わせ - よくあるご質問 (FAQ)
CNDは金融アナリストの予測をAIによって分析するものでしたが、DaneelはリアルタイムでSNSやニュースサイトの反応を拾ってその感情の数値を基に結果を出すようです。
(左のマーケット感情分析の部分です。Google翻訳を使用しました。)
ぱっと見は似ているのであえて比較すると、CNDは金融のプロの予測、Daneelは世間の反応を基に分析するというような感じでしょうか?単純に言うと、Daneelはより人の感性に近いデータを使用するということですね(?)。
イナゴや狼狽売りという言葉がある通り、今の仮想通貨の相場はアマチュア投資家(素人ともいう。)の行動でも大幅に価格が動いてしまうのでDaneelは市場の黎明期でも活躍してくれそうです。
Daneelトークン(DAN)
DANはイーサリアムベースのERC20準拠通貨で、総供給量は1億、内6,000万がICOで放出されるようです。残ったトークンはプレマインみたいな形なのかな?
価格は1DANあたり0.29USD=32円程度ですね。
ICOで売り切れなかった分は全てBurnするとのことです。
このトークンBurnは価格の上昇に繋がるのではないかとみています。
また、上場についてはPoloniex,HitBTC,Binance,Livecoinと議論中とのことですが、まず間違いなくHitBTCには上場すると思います笑 Binanceに上場すれば価格上昇は間違いなし、と言いたいところですが、すぐには結果は出ないでしょう。
トークンはDaneelのサービスを利用するために必要です。サービスの利用には申し込む必要があるらしく、この"侵食メカニズム"によって申し込み数量×6%がBurnされるようですね。
つまり、Daneelのサービスが使われれば使われるほど1DANあたりの価格が上昇するということです。まあ、価格の話ばかりしていてもしょうがないのですが。
ロードマップ
ロードマップは見た感じでは、
2018Q1 準備(ICO、トークンディストリビューション、経営基盤づくり)
2018Q2 開発開始(収穫と情報分析のための自動化システムなど)
2018Q3 アプリケーションのベータテスト開始
...という感じですね。
ICO終了後に資金を集めたはいいもののなかなかプロダクトがリリースされないプロジェクトというのはざらにありますが、Daneelも中長期で見なければならないプロジェクトのようです笑
2018年中は期待せずに待ち続ける必要がありそうです。
コミュニティ
Daneelに興味のある人は公式Telegramがあるので是非参加してみてください。
僕も参加してログを見てみたところ、「マジでIBMと関わりがあるのか?」「まだ公式には言えませんが、説明するための証拠はあります」「アメリカ人って投資できる?」「ICO規制があるので無理です」みたいな会話がされていました笑
参加人数は現時点で3,300人ほどです。
Twitterアカウントもあります。
Daneel(@daneelproject)さん | Twitter
ICO
ICOは計6回に分けて行われ、ボーナスが25%から5%まで5段階あります。
既にPre-ICOは終了していますが、ホワイトリストに登録すればセールで20%のボーナスをもらうことができます。ホワイトリストへの登録はそこまで複雑ではなかったので、是非公式からアクセスしてみてください。
ICOは3月5日をもって終了します。
最近のような界隈全体の地合いが悪い時はICOに参加してみるのも良いのではないでしょうか?
将来性・価格など
最近流行りのAIと仮想通貨市場分析プロダクトの組み合わせなので、話題になればかなりいいところまで行くのではないかと予想しています。
1億単位しかなく、トークンがburnされるという性質もあり、価格だけを見れば数百円は余裕で行きそうな気がするので、テンバガーはあり得ると思います。
ただ、ニュアンスは違うものの競合相手として既にプロダクトがあるCNDがいますので、マーケットをいかにして開拓していくかが重要な点ですね。
終わりに
今回はDaneel.ioについて軽くまとめてみました。
最近は株式市場でもロボットアドバイザーなどが出てきて話題になっているので、その延長線上で注目されそうな気がしています。
せっかく偶然知ることができたので、僕は数万円分くらい入れてみようかなと思います!