【中国版イーサリアム】NEO
こんばんは、道民です。
あらかじめ言い訳しておくと、このブログでは通貨について深く掘り下げるわけではなく、僕が調べたことを本当に軽く書くだけなのでご了承くださいm(_ _)m
"中国版イーサリアム"NEO
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最近NEOが盛り上がってますね。
NEOについてよく聞くのは"中国版イーサリアム"というフレーズですが、どうやらスマートコントラクト機能を有していて、他のアルトコインができることは大抵できるようで非常に注目されているようです。
搭載している機能も盛りだくさんです。
特に目に留まるのはサポートしているプログラミング言語で、NEOは一般的なプログラミング言語で利用することができるらしいですね(イーサリアムは違うらしい)。
先ほどcoingeckoを覗いてみたら時価総額では9位にランクインしてましたね。
中国発プラットフォームということで、NEO上でICOを行うプロジェクトも出てきています。
イーサリアムと何が違うのか?ということについては正直よくわかりませんが、今は中国銘柄が強いので価格高騰の背景には「中国銘柄を買っておけばいいだろう」と考えているユーザーが多いこともあるでしょう。
その証拠にGAS(当たり前ですが)、VENも堅調な値上がりを見せています。
イーサリアムは現在スケーラビリティ問題に悩まされていることもあって、送金詰まりなどを起こしていますが、NEOはまだそこまでの域に達していないですから興味のある者、可能性を感じている者が利用しているような段階だと思います。
プラットフォーム系通貨といえば他にもLISKやWAVESなどもありますが、LISKは開発が遅れ気味なのでリブランディングまではイーサリアムかNEOに人気が集中する感じでしょうか?(WAVESはよく知りません、すみません。)
将来的にNEOがイーサリアムの時価総額を抜く可能性は正直薄いとは思いますが、同じプラットフォーム系通貨としてそのシェアを分け合ってプラットフォーム二大通貨となる可能性はあるかもしれません。
個人的に"仮想通貨界のインターネット"としての通貨はすごく面白いと感じているところですが、いまいち"プラットフォーム"についての理解が進まないのでこれからもしっかり勉強していきたいです。
承認方法
他にも承認方法にも違いがあるようで、イーサリアムは現在PoWを採用しており、これからPoSに切り替えていくようですが、NEOはPBFTコンセンサスという方法を採用しています。
PBFTコンセンサスについての説明はこの記事を読んでいただくのが一番わかりやすいと思います。
①NEOホルダーがノード(Bookkeeper)を複数人選出する
②ノードの一人がブロックを生成する
③そのブロックが他のノードの66%以上の承認が得られれば前のブロックに繋げる
④承認が得られなかった場合はまた①からやり直す
というような承認方法を取っているようです。
ある意味、政治選挙や株式に近い方法を取り入れているんですね。
NEOホルダーはそのNEOの保有量によって投票の影響力が強くなるらしいので、その点は株っぽいなと思います。
合意を得る必要があるという点では、XRPが採用しているPoC(Proof of Consensus)と似ているといえば似ているかもしれません。
これはNEOオリジナルの承認方法らしく、非常にユニークですね。
匿名性・量子コンピュータ耐性
2018年のキーワードとなりそうな匿名性と量子コンピュータ耐性ですが、NEOもいずれ組み込むようです。
将来的に生き残る通貨はこれらの要素を備えていなければならない、と思います。
ただ、BTCやETHもこういう機能は後から組み込めるのでは?というような感じも最近してきました。まあ、早い段階から実装すると公言しているのは好印象ですね。
終わりに
今回は最近盛り上がっているNEOについて軽く上辺だけをすくってみました。
BTCやBCH、XRPなどを見ていると"仮想通貨"という呼称も無くはないかなと思いますが、こういうプラットフォーム系通貨については正直"通貨"と呼ぶのはどうかなという感じがしますね。
まだまだ"仮想通貨"は黎明期にあるようですが、将来的には区別されて別の概念としてそれぞれが存在するようになるのかもしれません。
果たして10月に仮想通貨を知った僕はアーリーアダプターなのか、アーリーマジョリティなのか、前者であったら何となく嬉しいですね(儲けてないけど)。